部会概要

 相互に実践と研究を高めながら、小学校における理科教育を科学的に建設していくことを目的とし、主に東京の私立小学校の理科教員が参加している研究会です。
 本Webサイトは、本会に所属する教員などに情報を提供するため、東京私立初等学校協会の了承を得て設置されています。なお、当ホームページは、東京私立初等学校協会理科教育研究部の責任で運営されております。
 

今年度のテーマ

 「おもしろい理科の授業を創る」
 

主任より

 理科研究部は、年3回の一斉研修に加えて、理科のテーマを探究する「若芽の会」や東初協行事でもある「親子で自然を楽しむ会」など、さまざまな活動で成り立っています。
 一斉研修会では、数年前より取り入れているグループディスカッション形式の協議会が定着して、いろいろな先生方の教育観を共有できる雰囲気が広がってきました。
 「親子で自然を楽しむ会」は、会を重ねるごとに充実した内容となり、参加した親子に大変喜ばれています。
 若芽の会では、フィールドワークや教材研究など、その時必要な情報を届けられるように企画を進めています。
 研修以外の活動としては、研究記録などの情報をデジタル化して蓄積し、部員が閲覧できるようにするための取り組みを継続しています。その理由は、過去の諸先輩方の研究を現在に繋げるためです。過去の蓄積を現在の研究に生かせるように記録をデジタル化し、容易に閲覧できる環境を構築することで、私学の理科教育のさらなる発展を目指す考えです。
 また、2019年度には、理科研究部所属の先生方の優れた実践や研究を成果物として出版することを決定し、2020年度に初版が発行されます。ただの自費出版ではなく、CiNiiの検索対象となる水準の本格的な論文として出版し、私学の理科教育研究の価値を高めていくものになると期待をしています。
 今年度も、運営委員一同、理科部員の皆様に充実した研究・研修の機会を提供できるように努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

東初協 理科研究部 主任 吉金 佳能